自分に克つことって。
by buruge ~ 9月 3rd, 2008. Filed under: 雑記.ここ最近考えていること。
支離滅裂ですがまとめてみる。
■激烈なる変化を求めるあまりそうさ死んでしまう人がいる(無駄死にさやめた方が良い)
とはエレファントカシマシの「so many people」の歌詞。
自分を高める為に厳しくするのは良いと思う。
思い詰めない程度ならば。
でも、高望みというか、自分はこうしなきゃいけないんだみたいにハードルを高くしすぎるのはよくないんじゃないのかなあ、どうなんだろう。
ある程度自分に対する鞭として、目標を設定することは大切だけど、そんな1,2回何をするだけで突如として成長するわけがないし、どっちかと言えば大きく出た挙げ句失敗して大恥かいて落ち込む事の方が多い。(自分はね)
それで、ああやっぱり俺は駄目な人間なんだうつだしのう。。。とかなるの。
これは夢を見ることとは違う次元の話ね。夢はでっかく持ちたいところです。それよりも、もっと現実的なお話。
ああ、あと真逆の「絶対にできない」みたいなのは論外。
■「ユリちょーれっぱ!」は実は完成型。
そうじゃなくて、徐々にハードルを上げて行く方がかしこくない?
近くになんでも完璧にこなすマッチョが居たとして「ああ、俺もこんな人になりてぇ」とか思う時もあるけど、自分は自分にしかなれないからね?
昔、わしが「俺、○○みたいにすぱっと要領よくとかできないからさ」とか話してた時、じょうに「○○とか関係ねーじゃん。ぶるげはぶるげじゃん」って言われたことがあって。ああ、なんか確かにそうだなぁとしみじみ思ったことがある。
マッチョさんのやり方(ライフハックとかメンタルトレーニングとか考え方とか)を参考にするのは方法の一つとしては全然ありで、それを自分用にア レンジすることで「昇龍裂破」にはならなくても「ユリちょーれっぱ!」くらいにはなるし、たぶんそれはそれで「ユリちょーれっぱ!」として完成してるんだ よね。
マッチョに憧れて、マッチョの得意分野でただマッチョの真似してマッチョになろうったってマッチョそのものにはなれない。(なんかややこしいな)
だいぶマッチョ寄りの自分になるだけ。でもそれがきっと一番しっくりきてるはずだし、さらにはマッチョに無い何かが必ずあるわけで。
■憧れることなかれ。
ブクマし忘れちゃったんだけど、どっかのブログに、マッチョは誰かに憧れるとか羨ましいとか勝つ負けるということを考えてるんじゃなくて、昨日の 自分に勝てるように動いてるとか書いてあった。昨日の自分が調子悪かったなら反省点からそこの改善へ、良かったならさらに前に進むことに力を注ぐ、と。
まさにそうで、近づいてるのかどうか分かんないマッチョ(マッチョだけに今でも急速に成長してる可能性もある)にじわじわにじり寄ったって、にじり寄り具合と、マッチョのさらなる進化具合との差に愕然とするだけだからね。そのにじり寄りは決して無駄ではないと思うけど。
それよりも、昨日よりは確実に進化している自分との対面の方が実感があるもの。
誰かを目指しちゃうと、そこに到達できていないというだけで劣等感が生まれて、何かしらの場面で自信の無さが吐露して失敗して落ち込んでみたいな負のスパイラルが起きてしまう。
仮に到達できたとしても、そこで終わっちゃうというか。
昨日の自分よりさらに上をいくようなやり方であれば、比べる相手が自分なので、それがちゃんとうまくいっていればわりとどんな場面でも自信につながるんじゃないかなあ。
そんで目標が昨日の自分だから、常に先があるんだよね。
まあ、これもどっかにずっとに続けるにはきついかもしれないし、絶対的な考えではないと思うけど。
■厳しさを押し付けない。
で、その昨日の自分に勝つためのハードルは、それはそれで上げすぎちゃいかんよね、と。
それでカリカリしてると、今度は自分だけじゃなくて相手にもその自分基準を押しつけ兼ねないのです。
昨日の自分に勝つために他人まで巻き添えにしちゃいけない。
自分への厳しさを他人にまで向け始めるのはタチが悪いです。
(自分もたまにします。申し訳ないです。というか、この文章がまさにそういうのかもしれんけど。)
相手が一般常識を逸する行動や考えをしているのならそれは改めてもらってしかるべきだろうけど、そうじゃないなら相手に高望みした厳しい理想を押し付けるのは迷惑以外のなんでもない。(何も言わずに分かれ的な発想なんて特に。)
自分ができるからって相手にまで押し付けんなよ、と。
その人はその人で、きっと別の部分で自分に厳しくしてるんだと思うし、それを相手に求めたいのであればちゃんと向き合った上で冷静に話し合うとかをしないと駄目だよね。
■結局まとまりません。
ちょっと話がそれたけど、なんだかんだで、漠然といろんなことに興味が沸くと、欲張りになっちゃって全部自分のものにしたい!とかなるけど、全然具体的に何を求めてるのかまでは分かってないもんだから結局何も習得できない時がある。
全てがうまくいかないからどんどん落ちる。
高望みしすぎ。
贅沢なの。
贅沢はたまにするからいいのですよ。
いきなり1から10には行けないのですよ。
ベタでも順序を踏まないとだめなのですよ。
そしてそのベタな順序の踏み方が意外とうまくいったりするのです。
自己流はある程度こなれてからにしなきゃ。
でも失敗も怖いんだよね。
それが許せないんだよね。
だからどこにも間違いのない完璧を求めるんだよね。
とりあえず、頑張り方は分かってきたんだけど、今この「失敗が怖いし、それを犯した自分が許せない」部分だけがどうしても払拭できない。どうすりゃいいんだ。
ここはもう理屈じゃないのかもしれないけど。
で、何が言いたいのかというと、自分のキャパをわきまえて、それに見合った努力をして苦労をして、自立進化の可能性(長門乙)を見いだした方が、 なんでもかんでも完璧にやろうとしたり、どっかのマッチョに憧れてパンクするより、全然効率的でいいんじゃないのかなぁということでした。
「な。分かったか?俺。」
「わかりました。ユリ・サカザキを目指せばいいんですね?」
「わかってねーじゃん」